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2007年8月 1日 (水)

スワミ バルクリシュナという人

彼の知的なまなざしと穏やかで美しいブリティッシュ

イングリッシュで、私たちは、彼の過去をおおよそ

はかり知ることができた。

名前は、スワミ バルクリシュナ。見たところ40代後半だろうか。

瞳は、とび色でアーモンドのようだ。口元とあごからは、髭が伸びているが

清潔そうにカットされており、背筋がまっすぐに伸び

高貴な風貌だった。

時折、微笑むまなざしが、私にはまぶしく感じられた。

「私は、法律家として裁判所に日々勤務していたのだが

本当の生きる意味を見出せずにいた。

私は、なぜこの世に生まれてきたのだろう・・と

日々悶々と悩んでいた。そんな折、ラジオから

聞こえてきた放送に、私は直感で感じるものがあって

その話をされていたラジニーシという聖者のところへ

荷物一つで赴いてしまったのだ。」

「え・・・、法律家という地位と名誉を捨てて・・ですか?」

「ああ、そうだ。その時の私には、地位も名誉もまったく

必要がないほど、悩み苦しんでいたからね」

バルクリシュナ先生の悩みについて、私たちは

想像することもできずにいた。

「そして、私は、彼のアシュラム(道場)へ行き、数年を

そこで過ごして修行したのだが、その場にも失望して

ヒマラヤの山で師匠に出会い、山の中でも修行を続けた

のだ。そして、悟りというものを求めて、転々とあらゆる場所を

彷徨い続けたのだ」

私たちは、バルクリシュナ先生が、たどった旅路に一生懸命

想像を膨らませながら、話についていった。

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