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2007年6月20日 (水)

恐怖のカルカッタ

足を踏み入れたのは、なぜか首都デリーではなく

強烈と言われるカルカッタだった。(現在はコルカタ)

インド通の人が意味ありげに言っていた。

「初心者は、デリーインのデリーアウトが望ましいよ。

カルカッタは、ヘビーだよ~」

初めての奴は、デリーに入国して、デリーから日本に帰れ。

それは、大都会で美しく整備された中心街の

デリーに宿泊すれば、キレイ好きな日本人に

とってカルチャーショックは少ない。

そして、旅をして疲れきった最後の日も、デリーに

泊まれば、気分もリフレッシュでき、温かいお湯の出る

バスタブに浸かることもできるから、

気分よく、帰国ができるよ。

という意味が含まれるのだった。

このことに気づくのは、50日の長い旅が終わる頃だった。

ともかく当時は、超格安チケットを買ったため

バンコックで乗り継いで、さらにバングラデッシュで

一泊。

翌日カルカッタに入るという、ハードな

旅で、私は、すでにバングラに深夜に到着した時、

片腕のない10歳くらいの少年が真夜中に

暗いバスの中で、タバコを売りつけに来られたのに

出くわして、

それだけで、気が遠くなるほど衝撃を受けた。

しかも、そのバスには、唸りをあげてすさまじい数の蚊が猛攻撃を

してくるのに、すっかり神経が参ってしまった。

こんなことで、インドでは、いったいどうなってしまうのだろう・・と

不安が高まっていった。

2日がかりで、ようやくカルカッタに到着し、ホテル探しをしている間に

道端で何度もハッシッシやマリファナを売りつける

男たちにつきまとわれた。

そこは、安宿を探すバックパッカーが集まるサダルストリート。

初めてのインドで、右も左も分からない旅行者は、彼らにとって

素晴しい鴨なのだ。

仕事をしたいインド人が、道端にうじゃうじゃたむろして、怪しい

視線を投げつける。

私たちの一挙手一投足を

じーっと眺めているのだ。

「ホテル、ミツカッタ?」

「ヤスイ、ホテルアルヨ」

慣れた日本語で、話しかけてくる。

私たちは、ドキドキしており、騙されてはいけないと

体を堅く身構えて、押し黙る。

「このホテル、ムシイッパイイルヨ。

イイホテル、ショウカイシマスカ?」

「いや、いいです」

親切心なのか、自分たちの仕事なのか、初心者の私たちには、

よく分からないのだ。

「チョトマッテー!ジャパニ、ハッシッシ、ヤスイヨ」

「ハロージャパニ、チョトマテ」

道を歩けば、インド人に当たり、無理やり止められてしまう。

次第に疲れて、行き当たりばったりの安宿に

落ち着くことになる。

「あー・・・やれやれ・・・」と

私は、バッタリ、ベッドに倒れこむ。

「参ったな・・」

彼も、ぐったりしていた。

そして、数分後、部屋のドアをノックする音が・・。

「ハロー、チョト イイデスカ?」

ホテルのボーイかと思い、

私たちがうっかりドアが開けてしまったが最後、

彼は、強引に部屋に入ってきて、我々のベッドに腰掛けて

嬉しそうに、包みを広げた。

「ヘイ、ジャパニ、トッテモグッドクオリティ、ハシシアルヨ」

こんな部屋にまで押しかけて、売るのか!?

私は、むかっとして、彼に言った。

「出て行ってもらおうよ」

「うーん。いくらなの?これ。」

「ベリーチープ!ハウマッチユーペイ?」

ハウマッチ ユーペイだと?

なんじゃ、この商売のやり方は・・・。

インド人が私たちに、どろんとした目つきでいう。

「カリキュレータ?」

電卓を出してやった。

彼は、そこに数字を叩き込む。インド人が唸る。

高いからとか、そういう問題じゃなく、私は到着して早々に

ドラッグを売りつけられて、しかもプライベートな部屋まで

押しかけられて、しかも、私が機嫌の悪い顔つきをしても

まったく気にしてくれない。

部屋から、一歩も出て行こうとしない。この事実に、腹が

たち、またショックだった。

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そして、数分後、彼が「やっぱりいらないよ」

というと、インド人が抜けぬけと言った。

「OK!カリキュレータ、プレゼント フォーミー」

「やだ。あげない」

「ドシテー?ナンデクレナイノ」と懇願する

インド人に、また私はビックリした。

「だって、僕のものだし、これ日本で高いんだよ」

しかしインド人は、負けていない。

「NO,NO! アナタ、カネモチネ。 

プレゼントする!ノープロブレム」

「いや、ビッグプロブレム!」

「オー!なんて人なんだー!」とインド人は、ビックリして

とっても寂しそうな表情をする。

この二人のやりとりに私は、気を失いそうになった!

「ねえ、部屋を出ていってくれない?頼むからさ」と私が言うと

「マダム、バクシーシ」と言って、私に施しの手を差し出した。

私が、顔を背けると彼に手を出してニッコリ笑って言った。

「ジャパニ!トモダチ!」

彼は、ポケットから初めてのルピーを、このしつこくて

厚かましいインド人にチップを差し出した。

「10ルピー!?少ない!20ルピーくれ!」

私は、頭に血が上るのを抑えるのが大変だった。

施しなのに、なんで値上げしてくるんだー!!!

しぶしぶと、彼は20ルピーを出して、ようやくことは

収まり、インド人は、両手を合わせて会釈すると

当たり前のような顔をして、部屋から出ていった。

私たちは、カルカッタイン早々に、強烈なパンチをいただいたのだった。

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コメント

今回は、衝撃のインドですね~!
このあとのお二人がどうなってしまうのか・・。
ハラハラします^^;
カルカッタは、デリーやリシケシとは、また、ぜんぜん別の世界なのですね・・!

そして、エジプト・・!
行きたいです~!!

また、人見さんのナビゲートで旅が出来るかと思うと、今から、ほんとうに楽しみです!
素敵なお知らせを、ありがとうございます。^^

今度こそ、お仕事とぶつからずに参加できるよう、神様にお願いしたいと思います。(笑)

詳しいことが決まりましたら、ぜひ、お知らせください!
エジプトツアー、楽しみにしています!^^

投稿: 美穂 | 2007年6月21日 (木) 15時44分

美穂ちゃん
きっといけますよ。

行く人は、すでに
行けるようになっているのです(笑)

投稿: ルミより | 2007年6月21日 (木) 17時39分

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